再発を最小限に抑える特殊技術を用いた下肢静脈瘤治療
下肢静脈瘤の再発に特化した治療

不完全な治療による不快な症状
下肢静脈瘤の副作用治療

下肢静脈瘤の副作用とは、下肢静脈瘤の治療後に新たな症状が現れたり、既存の下肢静脈瘤の症状が持続したりすることを指します。

下肢静脈瘤の手術を受けたにもかかわらず、不快な症状が続く場合があります。
このような場合は、下肢静脈瘤の副作用について疑ってみると良いでしょう。
下肢静脈瘤の副作用は、一般的な下肢静脈瘤とは原因や症状が異なるため、完全に治療するには異なるアプローチが必要です。

CAUSE OF DISEASE

下肢静脈瘤の副作用の原因

下肢静脈瘤の副作用の原因は、不適切な治療

症状が緩和し疾患が完治するには、適切な治療が不可欠です。
治療がきちんとできていないと、症状の緩和はもちろん、完治は期待できず、副作用が現れることもあります。
下肢静脈瘤の副作用も例外ではありません。下肢静脈瘤の副作用が生じる主な原因は、不完全な治療です。

  • 不完全な閉塞

    下肢静脈瘤を治療するには、弁が損傷し逆流が生じた患部の血管を完全に閉塞する必要があります。
    閉塞する際にわずかでも隙間があると、逆流が持続し、下肢静脈瘤の症状が続く可能性があります。
    患部の血管を完全に閉塞したとしても、静脈の患部の血管の根元をそのままにしておくと、患部の血管とつながる細静脈の弁に負担がかかり、別の下肢静脈瘤を招来してしまうことになります。

  • 穿通枝の未処理

    伏在静脈に下肢静脈瘤が発生した場合、静脈瘤の副作用を防ぐには穿通枝を閉塞することが不可欠です。穿通枝は深部静脈と伏在静脈をつなぐ血管で、伏在静脈から深部静脈へ血液を送る役割をしています。正常な血流は、伏在静脈からの血液が穿通枝を通って深部静脈へと流れ込みます。しかし、伏在静脈と穿通枝の弁が壊れると、スムーズな血流が阻害されます。
    もし伏在静脈だけを治療し穿通枝が完全に閉塞されていないと、穿通枝の逆流によって新たな静脈瘤が発生し、閉塞した血管を突き破って再発する可能性があります。

  • 腓腹神経の損傷

    腓腹神経は、下腿(膝と足首の間の部分)の裏と足首の皮膚の感覚神経をつかさどっています。
    患部の血管を切除するストリッピング手術でよく損傷し、レーザー手術や高周波手術の際に足首まで治療して腓腹神経を損傷するケースもあります。 そのため、腓腹神経を損傷することなく下肢静脈瘤を治療するには、慎重な手術テクニックと手術できる正確な手術範囲の決定が重要です。

SYMPTOM

下肢静脈瘤の副作用の症状

起立性下肢静脈瘤の場合、早期治療の機会を逃すケースがよくあります。
足のむくみやだるさは、単に職業上の一般的な症状だと考えがちですが、実際には下肢静脈瘤の症状である可能性があります。
研究によると、1日4時間以上立ち仕事をする人は、そうでない人に比べて、女性では3倍、男性では8倍静脈瘤を発症するという研究結果があります。
そのため、4時間以上立ち仕事や座り仕事をする職業で足に不快感を覚える場合は、下肢静脈瘤が疑われます。

不完全な閉塞および穿通枝の未処理による症状
  • 足が疲れやすい
  • 睡眠中に足の痛みで目が覚めることがある
  • 長時間座った状態・立った状態が続くと足がしびれ重く感じる
  • 午後や夕方になると足がむくむ
腓腹神経損傷の症状
  • 感覚が鈍くなった
  • 鋭い痛みやうずくような痛みがある
  • 足や足首がほてる
  • 血行不良を感じる
CAUTION

下肢静脈瘤の副作用治療に関する注意点

患者様がこれ以上副作用によって悩まずにすむように、当院では副作用が生じる患部を正確に診断し治療します。

下肢静脈瘤の副作用を治療するには、副作用の発生部位とその根本原因を明確に特定する必要があります。
副作用の発生部位はどこか、副作用が起きる根本原因がなにかによって治療法は異なります。
そのため、延世ソン血管外科クリニックでは、多様な検査機器を利用して下肢静脈瘤の副作用について検査し、血管を一つひとつ十分な時間をかけて検査します。
また、患部の血管が完全に閉塞されていない場合も考えて血管造影検査を行い、前回の手術の閉塞状況も確認します。

EFFECT

下肢静脈瘤の副作用治療の効果

延世ソン血管外科クリニックは、下肢静脈瘤治療の際に、副作用を予防するために徹底した検査を実施し、細心の注意を払った治療を行っています。
患部の血管を見逃していないか、血管を細かく丁寧に検査し、不要な組織損傷の有無や再発リスクがないか判断した上で、適切な治療法を選択し、治療範囲を決定します。このプロセスを通じて、患者様に初回の治療で納得いただける効果を得ていただけるようクオリティの高い治療をご提供します。
他院での治療による下肢静脈瘤の副作用にお悩みの患者様についても、延世ソン血管外科クリニックは諦めません。
延世ソン血管外科クリニックの高度なテクニックでより上質の治療を行い、患者様に健康と健やかな日常を取り戻していただけるようサポートします。

TREATMENT

下肢静脈瘤の段階別治療方法

分類 初期 中期 後期
特徴 薄紫色のクモの巣状静脈、1mm未満の目立つ細静脈、皮膚色の変化 血管が浮きではじめる 1mm以上血管が膨らんで浮き出る、屈曲し曲がりくねる、色素沈着、血栓が形成
症状 だるい、疲れやすい、むくむ 午後になると悪化する足のしびれ、むくみ、睡眠中のこむら返り、冷え、足裏のほてり かゆみや足のむずむず感、多様で複雑な症状、既存症状の悪化、皮膚潰瘍
治療方法 薬物療法、ストッキングを用いた硬化注射療法 水平血管内塞栓術(ベナシールを使用したグルー治療)、ウォータートンネルレーザー、マイルド高周波、クラリベイン 水平血管内塞栓術(ベナシールを使用したグルー治療)、ウォータートンネルレーザー、マイルド高周波、クラリベイン

* 症状は、病気の進行度に応じて初期段階から後期段階までの症状が混合して多様に現れます。

薬物療法/注射療法
薬物療法
下肢静脈瘤が初期の場合に実施される治療法です。下肢静脈瘤の進行を防いだり、症状を緩和するために使用されます。
硬化療法
注射器を使って血管に硬化剤を注入し、患部の血管を閉塞させる治療法です。治療は簡単で、症状が軽い患者様に適しています。
施術/手術
水平血管内塞栓術
(ベナシールを使用したグルー治療)
ベナシール(VenaSeal)を使用したグルー治療は、血管に医療用接着剤を注入することで下肢静脈瘤の症状を改善する治療法です。
起始部が逆流している場合、大伏在静脈と深部静脈が合流する場所での2つの血管の角度が0度に近いほど、水平にしっかりと閉塞し、再発を防ぎます。
ウォータートンネルレーザー
レーザーで発生する高エネルギーの熱(500~1000℃)を利用して血管を閉塞します。拡散レーザーで安全性を確保し、かつウォータートンネルで血管が覆われるため、周囲組織への熱損傷を最小限に抑えます。新しい1940nmレーザーは、従来のレーザーよりも少ない熱エネルギーで高い閉塞率を実現し、より安全な治療を可能にします。
クラリベイン
この治療法は、回転ブレード付きカテーテルで血管の内壁を物理的に刺激し、その後硬化剤を注入します。熱損傷や副作用はありません。
マイルド高周波
高周波カテーテルの先端から発生する100~120℃の熱エネルギーを利用して逆流する静脈を閉塞します。レーザー治療と同様に、ウォータートンネルレーザー技術を適用し、安全性を最大限に高めています。
ストリッピング手術
局所麻酔または全身麻酔下で皮膚を切開して逆流する血管を引き抜く従来の外科手術です。レーザーが併用される場合もあります。
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